結婚は人生の通過儀礼  (7) 親はエライ

こんにちは。Victoriaです。


家族のために毎日毎日お料理する主婦というのは、
10年もすればみな、家庭料理のプロになるのだ、という、
vivianさまのエピソードをご紹介したところ→結婚は人生の通過儀礼 (5) お弁当作りをめぐるママたちの攻防 - Victoriaの日記







たくさんの方からメッセージいただきました。








vivianさま、
そして、お読みくださったみなさま、
ありがとうございます。








母親業、
というか、
母親役をこなしていらっしゃるお父様もいらっしゃるので、
親業と申し上げることにしますが、








他の能力と同じく、
親業にも向き、不向きってあると思っていて、







もともと親としての能力の高い人が、
すごいモチベーションで親業に参入すると、
とんでもなくクオリティの高い子育てが展開され、








お弁当作りでいえば、






  • 1年365日決してお弁当のおかずがかぶらないように、作ったお弁当はすべて写真を撮り、デジタル加工して、詳細なお弁当日記をブログにアップしている。
  • 計画的にお弁当のおかずを調達できるように、毎朝、外出前に冷蔵庫の中身を写メし、買い物する時にはそれを見ながら足りないものを補充している。
  • 冷蔵庫の中身が一目瞭然になるよう、冷蔵庫の扉には買い物のレシートを貼り、使ったものから消し込んでいく。
  • あと一品がいつでも取り出せるよう、常備菜は常に冷凍保存しておく。




などなど、
プロの主婦の手腕には、
ただもうひれ伏すしか・・・








・・・ということで、本日の結論 :






家族のために毎日お料理なさっている親のみなさま、
特に、
早起きしてお弁当作っていらっしゃる全国の親のみなさまに、
心から尊敬の意を表したいと思います。









というようなことを、
お感じになっていらっしゃる方はまだまだたくさんいらっしゃると思うんだけど、
そんなみなさんを代表して、
ナツメさま登場。





(以下、ナツメさまのメッセージより)

>>私は、飯を作って人に食べさせるのがわりと好きです。
 昔の会社の友人宅のパーティのために何皿も料理を作ったり、毎年開催している大学時代の友人の集いに弁当を作って持参したりして、おおむね好評を得ています。
ここぞ! というときの十八番料理もあります。
 実家に帰ったときにも、気が向くと、家族に手料理を振る舞ったりします。
 父や兄は、お世辞半分にしても「美味い!」と大絶賛してくれます。
 なので、私は(自分で言うのもアレですが)それほど料理が下手だとは思えないんですが…

 甥は、普段から食の細い子なのですが、私の作った料理には箸をつけようともしません。
おばあちゃん(私の母)が作ったものなら、多少嫌そうな顔をしながらでも、何となく食べるんですけどねえ。

 理由は、まあまあ分かってるんですよ。
 私の料理って、ほとんど「酒の肴」だから…。
 大人は美味しいと思っても、コドモの口には合わないんですよね。

 子供にゴハンを食べさせるのって、難しい。

 たしかに、十年も子持ちの主婦を勤めれば、いろいろ修行ができるでしょうね…
 おかあさんって偉い。
 Vivian 様以下、私と同世代の主婦の皆様をココロから尊敬申し上げる次第です。<<








別に子どもに限らず、
心のこもった家庭料理を嫌いな人なんて、
あんまりいないと思うし、








一人で黙ってモクモクと食べるより、
みんなでワイワイ食べた方がおいしいっていうのも、
わりと共通認識なんじゃないかと思うんだけど、









でもねえ・・・








思うんだけど、








結婚とか子育てとかって、








必ずしも、
すばらしい親、
すばらしい妻、
すばらしい夫、
あるいは、
すばらしい子どもでなくても、
何とかなっていくものなんじゃないかと思うの。







もちろん、
最低限の責任っていうのはあって、
子どもを飢えさせてはいけないとか、
ある程度のしつけは必要だろうとか、
はずせない部分もあるにはあるんだけど、








えっ?
そんなので、大丈夫なの???









みたいなのでも、
何とかなってしまうのが、







家族








の本質で、








だから、
むしろ、
一人で何でもできちゃうのよ、私、
なんていうすばらしい方よりも、








この先、一人で行けていけるかどうか、
非常にあやしい








という、
欠陥だらけの人間のほうが、
結婚から受ける恩恵は計り知れないものがあるんじゃないだろうか。










・・・ということで、本日の結論 :






完璧な人間は別に結婚しなくても一人で生きていけるけど、
欠陥だらけの人間は結婚しないとやっていけないから結婚するっていうのが人生の真実なのでは・・・???








それでね・・・







私は独りじゃ生きていけないダメな子なの







っていう自覚があるかどうかが、
結婚生活を長続きできるかどうかの境目で、








一人で生きていくなんてとっても不安だから誰かみつけなくちゃ・・・誰もいないより誰かいたほうがマシだからとりあえずあなた、いっしょにいてくれる?








っていう、
どっちかっていうと、
上から目線というよりは、
完璧に下目づかいのお願い目線があったほうが、









少々相手に欠点があっても、







いや、私だって人のことはいえない(てゆーか、私のほうがヒドい・・・彼もよくガマンできるよね・・・尊敬しちゃうわ)








という気持ちがふつふつと沸いて出てくるので、
けんかになった時に、
決定的に相手を罵倒するようなセリフは吐かないし、
相手が何かミスをしても、
ま、しゃーないか、で許すことができるので、
そこそこ平和を保つことができる。







・・・ということで、本日の結論 :







結婚は人生の通過儀礼っていうのは当たってると思うんだけど、
結婚してすばらしい人間に成長していくっていうよりも、
結婚して初めて自分のダメさ加減に心底ぶちあたって、
それまでバカにしてた他人の欠点とかダメダメ人間に対して寛容な心が芽生えるっていうのが本当なんじゃないかしら・・・???







あまりにも完璧な人間と結婚しちゃうと、
息が詰まるっていうのも同じ理由で、
あれは相手に劣等感を抱かせちゃうからだと思うのね・・・








美人で良妻賢母の私という存在がありながら、
なぜあんな女と・・・








っていうのは、
夫が職場で親子ほども年の違う若い女の子に、
手出した時に妻がいう古典的なセリフだけど、








いやいや奥さん、
あなたが完璧すぎるから、
ダンナさんは女として未完成なあの子に手を出したんですよ・・・








・・・ということで、「結婚は人生の通過儀礼」全体のまとめ:






うん、
まあ、そういう部分もなきにしもあらずだが、
あんま、深いこと考えず、
こいつが欲しい・・・と思ったら、
結婚しちゃって、
なんとかなるんじゃない?








なんとかならない場合?








そうなってみないことにはわからないから、
その時はその時でしょ?








えっ?
相手がみつからないって?








結婚すると、
それはそれでいろいろめんどくさいので、
わざわざめんどーを背負い込む必要もないのでは?







独りで楽しくサバイバル♪っていうのも、
それはそれで幸せだと思う・・・







Victoriaでした。





・・・


結婚は人生の通過儀礼 バックナンバーはこちら。
結婚は人生の通過儀礼 (1) 40代女子の本音炸裂トーク by vivianさま - Victoriaの日記
結婚は人生の通過儀礼 (2) 一度は結婚してみたい女心 - Victoriaの日記
結婚は人生の通過儀礼 (3) 女はメンテナンスを必要とする生き物 - Victoriaの日記
結婚は人生の通過儀礼 (4) 愛が冷めたら離婚する VS 結婚に愛はいらないのだと割り切る - Victoriaの日記
結婚は人生の通過儀礼 (5) お弁当作りをめぐるママたちの攻防 - Victoriaの日記
結婚は人生の通過儀礼 (6) 結婚適齢期 - Victoriaの日記