アンナ・カレーニナの原則

こんにちは。Victoriaです。

さて、
今、これを読んでいて、

すっごくおもしろいんだけれども、








本筋とは全く関係ない箇所で、
なるほどと思った箇所があるのでご紹介。







文豪トルストイの小説「アンナ・カレーニナ」の有名な書き出しの引用なんだけど、









>>幸福な家庭はどれも似たものだが、
不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである。<<










この文章で、
トルストイが言おうとしていることを、
「銃・病原菌・鉄」の著者ジャレド・ダイアモンド氏は、
以下のようにまとめている。







>>男と女の結婚生活が幸福であるためには、

  1. 互いに異性として相手に惹かれていなければならない。
  2. 金銭感覚が一致していなければならない。
  3. 子どものしつけについての考え方、宗教観、親類への対応などといった、男と女が実際に生活をともにするうえでいろいろ重要な事柄について、二人の意見がうまく一致していなければならない。<<





とっても月並みなんだけど、
結局、これだよねって思って。








異性としてお互い惹かれ合っているっていうのは
基本中の基本で、








その度合いっていうのは、
人によって違うと思うけど、








とりあえず、
連絡もなく時間になっても帰ってこなかったら一応心配してみる、
程度の愛情はないと、
いっしょに暮らしてて楽しくないと思うし、








金銭感覚については、
ホントに大事で、







これって、
後から直せない癖みたいなもので、
浪費家はずっとそうだし、
倹約家は死ぬまでそう。










ここらへんまでなら許せるっていう限度を超えた相手といても、
遅かれ早かれトラブルになることは目に見えているので、
セックスの相性はともかく、
金銭感覚の相性だけはゼッタイに事前にリサーチすべきって思う。










あとは、
価値観の問題だと思うけど、










全部が一致する相手なんていないんだけど、










何を大事と考え、
何を人それぞれだから我関せずと考えるか・・・みたいなポイントが一緒じゃないと、









話し合っても一向に一致点が見いだせないっていうか、









人って、
本当に大事なことは、
話し合う余地もなく、
当然の空気のように考えているものだから、









そういうところで、
根本的な考え方が違っていると、
やっていけないかな・・・









よくある過ちは、
異性としてひかれあう気持ちが強いあまり、
後のことはなんとかなるだろうと思って、
ていうか、
後のことなんか全然考えもせず、
突っ走ってしまって、











熱が冷めたら、
私は誰?
ここはどこ?
あなたは誰?状態・・・









ホント、
冷静になって振り返ってみれば、
ゼッタイにうまくやれるわけがない相手と、
不毛な努力を重ねて衝突していたり、









そうやってぶつかるのも、
恋愛のうちだとは思うけど、










人を見る目があれば、
ムダに傷つけ合うこともないわけだから、
やっぱり、
どんなに惚れていても冷静さは必要、かな・・・









・・・ということで、本日の結論 :









幸せっていうのは、
わりと、
方程式どおりに訪れるものなのかもしれない・・・








Victoriaでした。