ヴァギナ (3) メスが交尾を支配する

こんにちは。Victoriaです。

ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫)

ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫)

さて、「ヴァギナ 女性器の文化史」の中でキャサリン・ブラックリッジは、


男が父親になれるかどうかはヴァギナ次第


ということを述べていて、
前回、その理由の二つ、


1 精子が放出される場所と受精する場所は切り離されている
2 メスは精子を保存する


を見たんだけど、
三つ目にあげられている理由が、



3 メスが交尾を支配する



動物の世界では、
交尾が行われるかどうかと、
その相手を決めるのはメスの側だということがわかっていて、
ほとんどの種で、メスが交尾を拒否するのは非常に簡単。


実際、


レイプが起きるのは、人間社会だけ。



う〜ん、
そうなのか・・・



交尾を拒否する方法にもいろいろあって、
ヴァギナに弁を備えていて、
その弁をふさいでしまうものや、
メスが協力してある姿勢をとらなければ、
交尾不可能なものもある。


メスの体に挿入できたからといって、
精子の注入が保証されるわけではない。


メスは、


ヴァギナの筋肉


を使って、
交尾を妨げたり、
すでに始まった交尾を終わらせたりするだけでなく、


精子排出


をしている。


人間も精子排出はしているらしく、
どうやら父親を選ぶための武装が、
ちゃんと筋肉レベルでなされているようである。


おそるべし!ヴァギナ!



・・・ということで、本日の結論 :


ヴァギナは気に入らない精子を追い出す離れ業をやってのける。




Victoriaでした。


・・・
「ヴァギナ」バックナンバーはこちらです。
ヴァギナ (1)衝撃のヴァギナ写真 - Victoriaの日記
ヴァギナ (2) ヴァギナ革命 - Victoriaの日記