メール2000通、デート1回で終わった恋

こんにちは。Victoriaです。

さて、Victoriaのところに持ち込まれる恋愛の案件で、
高校生のものに限って言うと、


つきあって二週間で別れた

っていうのがすごく多い。


二週間ね・・・
この数字に、何か意味があるのだろうか?


と思って、調査をしてみたところ、


実質、会ったのは1〜3回。


デート3回まではお試し期間だから、
つきあったうちに入らなくねー?
と思って聞いてみると、
実際に、つきあうまでのメールのやりとりがすごい。


ふられたあとのショックの度合いが最もひどく、
あまりにも足下がふらついているので、
「家まで送ってあげようか?」
とさすがのVictoriaも心配した男子の場合、


彼女との間にやりとりしたメールの総計 2000通。



もちろんメモリがいっぱいになって入らないので、
全部SDメモリーカードに保存してあるとか・・・



ちなみに、日曜日に念願のデートをして、
まだ、その興奮もさめやらぬ火曜か水曜あたりに速効でふられたらしい。



さようならメールを見せてくれたので読んでみたけど、


「メールしてるだけのお友達関係の時はすごく楽しかったけど、
実際、会ってみたら、話が盛り上がらなくて期待はずれだった。
それに、あなたはべたべたするのが好きみたいだけど、
実際にさわられてみたら、ムリだってわかったので、
あなたの期待にこたえられないと思う。
ごめんね、メールは楽しかったです」


みたいな内容を、
ものすごい文字数で理路整然と打ってあって驚愕。




ここまでホントのことをはっきり言って男と別れた経験はVictoriaにはない。




出席番号が男女混合で、
家庭科も技術科も男女の別なく履修し、
性教育も男女いっしょに受けてきた現在の高校生は、
内閣府もびっくりな男女共同参画社会に生きている!





時代の変化を体で感じた今年一番の衝撃的な出来事。




・・・
それでね・・・
メールだけで、口きいたこともない時点では2000通のメールでもりあがっていたのに、
たった一回のデートであっけなく振られたっていうのがこの話のポイントで、
二週間で終わったほかの子たちも2000通まではいかないにしても、
似たような状況なのね。



ポジティブに考えるならば、
2000通ものメールで心が通じ合ったことを喜ぶべきで、
失敗に終わったデートのことは記憶から抹消すれば思い出はきれいなままで済むんだけど、



でもねえ・・・
リアルの自分を生で見て、触って、声を聞いて、キスまで試して、
その結果として、



あなたとはムリ



なんて言われたら、へこむよね・・・



人間、見かけじゃないよ、中身だよ、
体のつながりじゃなく、精神的なつながりのほうが大事だよ、
なんて言ってみても、
メル友のままでずーっとこの先も続けるんならそれでいいけど、
恋愛関係に一歩前進するとなると、
実にハードルが高い。



たぶん、
このさようならメールを打った女の子の言ってることって、
真実をついてると思う。



つまり、
女の子は、男の子とデートするときに、
話が合うっていうことを、男が思っている以上に重視してて、
ボディタッチに関しては、
残念ながら、結構慎重なんじゃないか。



男の子の言い訳によると、
話術には結構自信があったので、
今までの人生で困ったことはなかったんだけど、
デートに現れた女の子が、あまりにもかわいく、



ザ・タイプ




だったため、あがってしまって支離滅裂に・・・


デートは遠路はるばるUSJに行ったらしいんだけど、
すれ違う男という男がみんな彼女を見るので舞い上がってしまい、
しっかりと手をつないで放さなかったらしい。


途中で、手がきれる場面もあったんだけど、
そのたびに組み直し、
最後は肩をしっかりと抱いて・・・



後から考えると、手が切れたのは、
切れたんじゃなくて、彼女が切っていたのかもしれないと反省していたけれども、
後の祭り。




その後、何度も何度もメールを読み直し、



もしも人生でひとつだけ願いがかなうとしたならば、
あの悪夢のようなデートの朝に巻き戻して、
全部をやり直したい・・・




男子の方は、
その後も、
「テスト終わったね。調子はどう?」
とか、
「文化祭、楽しみだね」
とか、
何かにかこつけて、メールを送っているようだけど、
3回に1回くらい、事務的な返しが来るだけで、
2000通のやりとりをしていたころの熱気はいずこへ・・・




・・・ということで、本日の結論 :



2000通のメールで盛り上がったからと言って、
女の子がすべてを受け入れてくれるとは限らない。
初デートでは、
おもしろい話で盛り上げて、
エッチは封印してね♪
ファイト!




Victoriaでした。