ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 4 (3) 中国でてん足が広まった理由

こんにちは。Victoriaです。

2012年7月14日、京都大学百周年時計台記念館で開催された、
ライフネット生命保険の出口社長による「5000年史 Part4 11、12世紀の世界」の講義録、
今回は「長安 VS 開封」。



たった今、
3時間かけて書いたこの記事がすべて一瞬にしてとんでしまい、
キレまくっているVictoria・・・






はてなダイアリー
しっかりしてくれ!!!!!






あああ・・・






気を取り直して、
もう一度トライしてみたいと思いつつ、
何書いたかさっぱり覚えてないし・・・







・・・


8世紀前半の最盛期には人口100万を数え、
バグダードに並ぶ国際都市として栄えた唐の都、長安は、
夜になると通行が制限されるなど、閉鎖的で、
都市文化も貴族中心であったのに対し、

(バグダートについては、こちらの大変興味深いエントリーをご覧ください→ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 3 (17) バグダード黄金時代のアラビアン・ナイト浮気事情 - Victoriaの日記






11〜12世紀に世界最大級の都市となった宋の都、開封は、
夜間の通行規制などない不夜城で、
盛り場は昼夜を問わず賑わい、
茶館、劇場、大道芸など、
庶民も生活をおう歌できるインフラが整っていた。








劇場は50以上あり、
今のロンドン、ニューヨークと同じくらい。









この時代の開封の様子は、
清明上河図(しんめいじょうがず)」に描かれている(北京 故宮博物館所蔵)。









また、
南宋の孟元老の書いた「東京夢華録(とうけいむかろく)」に、
開封の市民生活が詳しく書かれている。









「東京(とうけい)」とは開封のことで、
「東のみやこ」という意味。







北宋の政治家に包拯(ほうじょう)という人がおり(999〜1062没)、
講談の題目として大変な人気を博しているが、










実はこの人は、
大岡裁きの原点となった人で、









たとえ相手が身分の高い人であっても、
公平に悪人を裁いた名判官として、
今でも中国で超人気のドラマの主人公である。








調べてみると、
科挙に合格して出世したエライ人であったことは確かだが、
存命中は官僚としてとりたててすごい人であったわけでは必ずしもないながら、
講談に取り上げられ、だんだん庶民の理想の人物としてあがめ奉られる存在になっていったらしい。







なるほど、
水戸黄門大岡越前、遠山の金さんの原型は、
こんなところにあったのね・・・








唐宋革命を経て、
中国が先進的な社会へと生まれ変わったことは前回見た通り→ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 4 (2) 唐宋革命 - Victoriaの日記
しかし、皮肉なことに、
社会が豊かになったがゆえに、
逆に女性の地位は下がっていった。









鮮卑の択跋部というのは、
男女同権で、
性差別がほとんどなかったのが→ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 3 (10)7世紀の東アジアは女性の世紀 - Victoriaの日記






社会が豊かになり、
女性を働かせなくても食っていけるのが男の甲斐性だという考え方が広まって、









女性を家に押し込め、
外へ出歩かないようにと発明されたのが、








てん足。







足を縛って、
骨の発達を人工的に妨げ、
小さな足を作る悪しき風習である。










てん足してしまうと、
体重を自分の足で支えることができず、
まっすぐ歩くことすらままならないので、
歩く姿を後ろから見ると、とてもなよなよした感じになる。







あれがセクシーでいいっていうんだけど、








なよなよした歩き方にしたければ、
ハイヒールはかせればいいわけで、
何も足の形を変えてしまう必要なんてないのでは・・・???









男性器ちょん切って宦官を作ったり、
ホント、
中国の方ってやることが過激・・・









中国でも、
女性も労働が推奨されていた客家人ではてん足は行われず、
「大足女」とやゆされていたとか。






なよなよした歩き方がセクシーだからというだけの理由で、
唐代には馬に乗って闊歩していた女性たちが、
痛い思いをして、
歩行の自由を奪われなければならなかったなんて、
なんか納得がいかないんだけれども、








紙と印刷技術の普及により、
「女は家にいるものだ」という儒教の教えが印刷されて広まったことも、
一因らしい。







また、一説によると、
てん足するとまっすぐ歩けないため、
内ももの筋肉が鍛えられ、
局部(ヴァギナね・・・)の筋肉も発達したっていうんだけど、









マジすか・・・???









外に出歩けないだけでなく、
家の中でする家事や子育てにも明らかに支障のあるこの風習が絶滅したのは、
なんと第二次世界大戦後。








いろいろ実務上の弊害もあっただろうに、









よほどひきしめ効果があったのか、








国をあげて、
1000年もの長きにわたって、
ずっと続けられたっていうスケールのでかさに、
中国の底力を感じる・・・






・・・ということで、本日の結論 :





つまり、
てん足は、
1000年にわたって親が娘に強制的に課してきた、
ちつ☆トレだったわけね・・・???
(ちつ☆トレをご存じない方はこちらをご覧ください→本当に気持ちのいいセックス パート6 (4) ちつ☆トレ - Victoriaの日記







てん足が広まったホントの理由は、
ソコ???







てん足してない女性はお嫁に行けなかったっていうから、
関係は大いにある?






う〜ん、
謎は深まるばかり・・・









Victoriaでした。


・・・

ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 4 バックナンバーはこちら。
ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 4 (1) 京都大学百周年時計台記念館 - Victoriaの日記
ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 4 (2) 唐宋革命 - Victoriaの日記

ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ 前回までの講義録はこちら。
ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ (20)総集編 - Victoriaの日記
ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ 続編 (25) 総集編 AD元年〜500年の世界 - Victoriaの日記
ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 3 (34) 総集編 - Victoriaの日記
ライフネット生命 会社訪問記 - Victoriaの日記
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